

ステムシャフトは通常のカスタムパーツではアルミ製だが、トップエンドのオリジナルパーツはステンレス製。重量車であるZ1000Rでは、アルミだと磨耗ですぐにガタが出てしまうので、あえてステンレスを採用。重量軽減のために肉抜きと、手の込んだ一品である
オイルクーラーステーはトップエンドオリジナル。S1がゴムバンドでオイルクーラーを固定しているので、トップエンドでは、現物から図面を起こして完全レプリカを製作した
フロントフォークはJBパワー・カヤバで、ブレーキはPMCのφ330㎜ローターとAPレーシングCP2696キャリパーを装着。スリットタイプのローターはS1イメージの要である
エンジン前部のステーはトップエンドオリジナルのリジット仕様。でき合いのパーツでなく、1台1台、調整しながら装着することで、完全にガタをなくし、剛性アップをはたす
キャブレターはTMRφ36㎜、電装系もASウオタニのSPⅡに交換し、レスポンスを追求している。もちろんトップエンドではトータルセッティングを行なっている
もともとエンジンの不調からトップエンドに持ち込まれたこのZ1000Rだが、フルオーバーホールされたエンジンは、四半世紀を超えたマシンとは思えない仕上がりとなった
エキゾーストシステムはトップエンドオリジナルのメガホンマフラー。エキゾーストパイプの取り付けはレーシーなスプリングタイプとなってお り、これもS-1を再現したものである
スイングアームはPMCのS1タイプで補強入り。ZRXでこの形にも見慣れたが、当時、補強を入れるスタイルはレーサーならではの画期的な手法で、オーナーのあこがれだった
このZ1000Rのフロントサスペンションには、JBパワー・カヤバを選択しています。その理由は基本的な性能はもちろんのことですが、フォーク全長が長いことがメインです。リヤショックの選択やオーナーの好みによって、フロントフォーク突き出し量でディメンションを変更するためです。このマシンでは車高は全体に上がっていますが、マシン全体のディメンションをくずさないように足まわりのセッティングをしています。なにごともバランスが大切ですからね。| エンジン総排気量 | 1,012㏄ |
|---|---|
| ピストン | 純正0.5㎜オーバーサイズ |
| キャブレター | ミクニTMRφ36㎜ |
| エキゾーストシステム | トップエンド |
| 電装系 | ASウオタニSPⅡ |
| オイルクーラー | アールズ13段 |
| ホイール | (F)PMC ソード 2.75-18 (R)PMC ソード 4.25-18 |
| タイヤ | (F)ブリヂストン BT-012 110/70-18 (R)ブリヂストン BT-012 150/70-18 |
| Fブレーキ | キャリパー:APレーシング CP2696 ローター:PMCφ330㎜ |
| Rブレーキ | キャリパー:APレーシング CP2696 |
| Fフォーク | JBパワー・カヤバ |
| ブラケット | アンダー:トップエンド |
| Rショック | オーリンズ |
| スイングアーム | PMC S1タイプ |
| ステップ | PMC S1タイプ |