CustomPeople(カスタムピープル)オンラインTOP > テクニカルエキスパートファイル > TOP END(トップエンド) Z2

TOP END(トップエンド) Z2

TOP END(トップエンド) Z2 画像1

TOP END(トップエンド) Z2 画像2

KAWASAKI
Z2


TOP END
(トップエンド)





茨城県守谷市立沢994-3
TEL:0297-21-6075

TOPEND_s.gif

ノーマルの火の玉カラーを身にまとい、シックな雰囲気にまとめ上げられているZ2だ。製作されたのは今から10年以上前、トップエンドの前身であるプロショップナカヤマの時代のこと。その時点でホイールや前後サスペンション、エンジンなどは手が加えられていた。今回、手を入れたのはメンテナンスをかねてのこと。実はオーナーは数年間乗ることがなく、再び乗り出すために細部のチェックのために同社を訪れたのだ。再始動にあたり、オーナーはさらなるカスタムは望んでいなかった。Zらしい乗り味とバランスのよさからホイールサイズの変更は考えておらず、エンジンの調子も悪くない。それだけ、製作当時にしっかりとしたノウハウで組み上げられたのだろう。「エンジンはショートストロークを活かし、ガンガンアクセルを開けられる仕様。足まわりも18インチをベースにバランスよくまとまっています。当社に持ち込まれる空冷Z系で、ときには乗りにくい車両もあります。私自身製作当時に手を加えたわけではありませんが、実際に今乗ってみても違和感はありませんね」と語る代表の小菅氏。今回はキャブレターのオーバーホールや、各部のグリスアップなどに力が注がれた。とくに以前手を入れていたとしても、ときの流れはどんな劣化を生み出しているかわからない。トラブルに遭う前に、しっかりと適正な状態であるかを確かめることは重要。放置している・いないにかかわらず、メンテナンスは不可欠な作業なのである。

custompoint.gif

TOPEND_03.jpg「バランスを考えれば空冷Zの場合、18インチがお勧め」と語る小菅代表。このマシンも製作当時から18インチを採用している。ホイールやブレーキだけを強化するのではなく、バランスを考えてフロントフォークも変更。装着されているのはめずらしいチュリアーニ製だ


















TOPEND_04.jpgブラケットはワークスでフロントフォークとセットで販売されていたモノで、ディメンションの適正化に貢献している。ブラックのシックなハンドルバーは一時期定番だったZパーツだ




















TOPEND_05.jpgスイッチボックス付近にあるコードでつながれているパーツはキルスイッチだ。体にコードを付け、車体から体が離れるとピンが抜け、エンジンがストップするという仕組みである







TOPEND_06.jpgエンジン内部だけでなく、外観もキレイな状態にたもたれている。放置する際も気をつかい、再始動してからもマメにメンテナンスしている。だかこそ、この状態がたもたれているのだろう







TOPEND_07.jpgバンク角以外にも、体を動きやすい位置、しっかり踏んばれることが求められるステップはオーヴァー製。ワンポジションタイプだが、オーナーに合っているため変更の予定はない




















TOPEND_08.jpgエキゾーストパイプはチタンを使ったワンオフ品で、サイレンサーに月木レーシングを組み合わせている。派手さはないものの、逆にそのシンプルさが火の玉カラーの外装とマッチ







TOPEND_09.jpgスイングアームは以前ワークスが取り扱っていたアメリカ製を採用。これに組み合わされるリヤショックはダブリュピー製だ。より動きをよくするため、レイダウンして装着




















TOPEND_10.jpgリヤブレーキは旧型のブレンボ2ポットをセットする。装着にあたってはサポートやトルクロッドをワンオフで製作。最近ではあまり見かけない分、逆に目立つキャリパーだと言える




















onepointadvice.gif

TOPEND_11.jpgカスタムメニューの一つに純正流用があります。社外品が少なかった時代に、進化した高年式車の純正パーツを使ってパフォーマンスアップをねらったモノです。その後、社外品が徐々に登場してきましたが、高額なため、純正流用を採用するケースがまだ多かった。しかし現在であれば価格もだいぶ手ごろになっています。確かに多少のコストカットはできると思いますが、ちょっとがんばれば手の届かない価格ではないと思いますので、今であれば社外品を使うことをお勧めしますね。





トップエンド代表/小菅幸雄氏