

車両自体が発売から40年近く経過しているため、本来の性能を発揮させるべくエンジンはフルオーバーホールされた。古い車両をより長く乗り続けるために重要な初期投資の一つ
油温管理はオイルの性能維持だけでなく、エンジンのコンディション管理も欠かせないポイント。そのため排気量やマシンのスタイルに合わせてロックハート製のオイルクーラーを選択した
現在は入手困難なヨシムラのVMキャブレターは、しっかりと性能を発揮させるべくオーバーホールを行なったうえで装着。劣化した各パーツは単品ならば新品の入手が可能だという
PMC製シートはスタイルに合わせて選択したそう。オーナーはシートをはじめ3種類の外装セットを所有しており、着せ替え感覚でこれらの変更を楽しんでいるという
独特のデザインが目をひくビート製スプロケットカバーは多くの類似品が売られており、なかには精度の高いモノもあるという。プロの目でも見分けが困難だそうで、注意が必要とのこと
フロントまわりのドレスアップ効果をねらったローターのトレンチ加工は、過度に削ってしまえば、ひずみなどの不具合を発生する可能性が懸念される。そのため溝の深さを約2mm程度にとどめた。また、ダブルディスク化により、制動力の向上を図ったこともポイントだ
エキゾーストシステムには、限定で復刻生産されたビートのショート管をチョイスした。当時モノではないが、発売決定後に即発注したというオーナーこだわりのアイテムの一つだ
当時モノのコニー製リヤショックはキットを介してレイダウン装着されている。スイングアーム側のマウント位置を変更することで、フレーム側の加工に比べてコスト軽減に成功した
インターネットオークションなどで入手した当時モノのパーツは状態のよくないモノが多く、本来の性能を発揮できていないまま装着されているケースが見受けられます。しかし当時モノだからといって状態が戻らないというわけではありません。今回のZ1に装着されたキャブレターやリヤショックはオーバーホール時に内部部品の一部を新品に変更しています。パーツによっては新品の部品が手に入るモノもあり、それらを使えば性能を維持することが可能なのです。| エンジン総排気量 | 916cc |
|---|---|
| ピストン | 純正0.5mmオーバーサイズ |
| キャブレター | ヨシムラVMφ29mmファンネル:トップエンド |
| エキゾーストシステム | ビート |
| 電装系 | ASウオタニ SPⅡ |
| オイルクーラー | ロックハート |
| ホイール | (F)ビート 2.50-19 (R)ビート 3.00-18 |
| タイヤ | (F)ダンロップ TT100GP 4.10-19 (R)ダンロップ TT100 130/90-18 |
| Fブレーキ | ローター:純正ダブルディスク |
| Rショック | コニー |
| ハンドルバー | メーカー不明 |
| シート | PMC |
| ステップ | PMC |
| スプロケットカバー | ビート |
| エンジンカバー | キジマ |