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SPEC ENGINEERING(スペックエンジニアリング) GPZ900R

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KAWASAKI
GPZ900R


SPEC ENGINEERING
(スペックエンジニアリング)



広島県広島市中区光南5-3-12
TEL:082-543-6377


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ボルトオンでの純正流用カスタムを多数手がけているスペックエンジニアリングは、現在ニンジャに力を入れており、性格の異なる3タイプを製作中だという。かつての〝ニンジャ乗り〞は世代も変化しつつあり、使用用途が細分化されてきたと代表の瀬尾氏は感じているそうで、今回紹介するのは、高速巡航ツーリング主体の人に向けてた高速走行時の安定性を主眼に置いたバージョンと位置付けられているニンジャだ。そのため、ZZR1100やZX-12Rといった同じカワサキ車で高剛性化された足まわりを用い、コーナリング性能の充実よりも直進安定性を重視してセットアップ。オーリンズやダブリュピーといった、高性能を発揮するものの、高額となる社外品ではなく、同社が得意とする純正流用によりコストダウンさせつつ、しっかりとした足まわりを構築しているのだ。エンジンは現在のところノーマルだが、高速巡航を考えると908㏄ノーマルエンジンでは、とくに現行車に比べれば心もとない。そのため、今後は1000、1100㏄化に対応したスワップキットの開発も視野に入れているとのこと。なお、これは同社の提案する高速巡航バージョンとしては、もっともベーシックなスタイルだ。基本的なパーツ構成はこの車両をベースとし、要望しだいで、さらにグレードアップを図っていく。ある程度用途をしぼった内容だけに、高速巡航をニンジャで楽しみたいという人にとって参考になる車両だ。


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se_03.jpg 高速巡航時の安定性を第一に考え、スイングアームは高剛性のZX-9Rを流用。この辺りの流用・加工は、純正流用パーツを多数手がける同社の得意とするところ。さらにスタビライザーを加工して取り付けている。これらによってリヤまわりの剛性は大幅にアップしたとのこと





se_04.jpg ブラケットはZZR1100(D)を流用。高剛性で、登場から15年以上が経過した現在も活用できるパーツだと言う。なお、アントライオンのハンドルポストでアップハンドル化されている








se_05.jpg メーターのレイアウトこそ純正のままだが、メーター本体はフルスケールのホワイトメーターを採用。240㎞/hフルスケールで、メーターパネルが発光するタイプだ








se_06.jpg ラジエターは同社がリリースするストリートタイプ。1,000㏄以下を想定した容量となっている。ホーンを移設する必要はあるが、完全ボルトオン設計となっている








se_07.jpg ステップはあえてノーマルのまま。またリヤホイール幅がアップしたため、スプロケットカバーを取り外し、ウッドストック製クラッチレリーズプレートを用いている








se_08.jpg フロントフォークはブラケットから下はすべてZZR1100(D)純正を流用する。ブレーキキャリアパーのみは40㎜ピッチのブレンボ4ポットを採用して制動力強化を図っている















se_09.jpg メーカー不明の4-2-1マフラー。アルミサイレンサーを用いたワンオフ品ではないかとのことだが、詳細は一切不明。性能的には申し分ないそうだ。軽量化にも貢献している















se_10.jpg ホイールはZX-12R、スイングアームはをZX-9Rから流用しているが、リヤショックはGPZ900R純正をそのまま使用する。そのため、車高調節キットで車高を調整した

















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se_11.jpg カスタムとは目的に沿った内容で進めていくことが重要で、とくに最初の一手を大事に考えていただきたいですね。たとえば高速巡航用に作った車両をワインディングに対応した車両にしようとすれば、ホイールベースの見直しからブラケットのオフセット量を変更するなど作業も膨大になり、あとから修正・変更するのが意外に難しく、予算もかかってしまいます。どういうバイクに仕上げたいのか。そのためにどんなパーツが必要なのかを吟味しましょう。




スペックエンジニアリング代表/瀬尾大信氏