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TECHNICAL GARAGE RUN(テクニカルガレージ・ラン)GPZ900R

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KAWASAKI
GPZ900R


TECHNICAL GARAGE RUN
(テクニカルガレージ・ラン)



千葉県千葉市中央区都町2-2-7
TEL:043-309-5189


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A5のエボニー×パールコスミックグレーを意識したカラーリングであること、サイドカウルとアンダーカウルを撤去していないこと、そして、ブラックを主体としたパーツを多数採用していることから、一見するとマフラー交換程度に思えてしまう。しかし、よく見るとアフターパーツで固められていることがわかる。これは〝ニンジャらしさを失わないこと〞がオーナーの希望の一つだったからだ。そして、もう一つオーダーがあった。それは〝パワーよりも軽量化を主体にしつつ、乗って楽 しいマシンにする〞ことだった。エンジンは吸排気系に手を加え十分なパワーを引き出せることから内部には手を加えていない。しかし、カウルを外さず高性能な2本出しマフラーという注文に対し、Kファクトリーの2本出しで解決。ホイールには手に入る最高のモノというオーダーにマグネシウム鍛造で応じた。しかも、A5のカラーリングを意識してわざわざレッドにペイントするこだわりよう。マフラーとホイールで大幅なダイエットに成功したが、カスタムはバランスが重要。より乗りやすいマシンに仕立て上げるために、他の部分にも手を加えた。サスペンションに前後オーリンズを、ブレーキはブレンボで強化。また、ライディングポジションをオーナーに合わせて最適化するなど、その内容は多岐にわたる。派手さはないものの、快適かつ安心して速く走れるマシンに仕上がった。これまで乗 ってきたバイクとの違いに驚くとともに、満足しているそうだ。

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tgr_03.jpg カスタムは日々進化しているが、現在ベストと思われるパーツを使って構築されたフロントまわり。ただし、単に組み合わせればいいというわけではない。装着にあたってはノウハウが必要であり、また、サスペンションもセットアップしてこそ本領を発揮するのだ













tgr_04.jpg 強力なフロントブレーキのコントロール性を高めるために、マスターシリンダーはブレンボのラジ アルポンプを採用。上質なタッチを求めて鋳物より高額な削り出しをおごった








tgr_05.jpg 定番のバーハンドル化を採用。アッパーブラケットはアントライオン製でハンドルバーはフロント荷重がかけやすいよう低めなレンサルを選択。マットブラックが渋さをかもし出す








tgr_06.jpg ファイナルエディションで距離も伸びていないため、エンジンは開けていない。なお、十分なパワーを引き出すためFCRMJNを採用した。従来のFCRよりツキがいいそうだ















tgr_07.jpg リヤショックは同社が豊富なセットアップデータを持つオーリンズの17インチ仕様を採用。当然ポン付けではなく、マシンの仕様・ライダーに合わせてセットアップされている








tgr_08.jpg 軽さを考えるなら1本出しサイレンサーを採用するが、オーナーの要望である"らしさ"をスポイルさせないために、2本出しを採用。ただ、チタン製のため純正よりははるかに軽い








tgr_09.jpg 車両との剛性バランス、重量を考えKファクトリーのアルミスイングアームを採用。リヤブレーキは新型ブレンボ2ポットを選択し、Kファクトリーのキットで装着されている








tgr_10.jpg オーナーの体格に合わせてポジションにかかわるパーツはすべて交換されている。なお、ステップは軽量・高剛性なピボットプレートも付属するKファクトリー製をチョイスした










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tgr_11.jpg プロにカスタムを依頼する場合、事前に"自分がどうしたいのか"を明確にしておきましょう。カスタムの手法は非常に多く、どういった仕様にしたいのかをハッキリさせておかないと、最終形に到達するまでにムダが生まれてしまいます。また、それにはこうしたいという要望に答えられる知識を持つショップを見付けることも重要だと思います。そして、じっくりと時間をかけて話し合って理想のカタチを煮詰めていくことが、スムーズにカスタムを進めていく秘訣なのです。




テクニカルガレージラン・アドバイザー/今井 宏氏