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AC SANCTUARY(ACサンクチュアリー) Z1000R

AC SANCTUARY(ACサンクチュアリー) Z1000R 画像1

AC SANCTUARY(ACサンクチュアリー) Z1000R 画像2

KAWASAKI
Z1000R


AC SANCTUARY
(ACサンクチュアリー)



東京都江戸川区一之江1-9-16
TEL:03-5663-7606


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今からさかのぼること5年。このZ1000Rは不慮の事故に遭遇し大破した過去を持っている。原形をとどめない足まわりやフレームにオーナーは絶望したものの、この5年の月日に再生の構想はふくらみACサンクチュアリーの〝R・C・M〞として復活したのだ。完成した車両を見る限り、にわかには信じられない話である。しかし、それは裏をかえせばACサンクチュアリーの技術の高さを示しているとも言えよう。足まわりには、とかくスペシャルパーツを組み込んで高価になりがちだがコストを抑えるようにと、高年式モデルであるZRX1200Rからフロントフォークやホイールなどの純正流用が図られている。エンジンは1074㏄まで上げられ、定番メニューとも言えるクランクの芯出しから面研、バルブまわり、腰下からヘッドまで手が入れられ、FCRキャブレターやナイトロレーシングのマフラーでパワーアップしつつも、信頼性のある仕様へと進化しているという。さらにブレーキも前後ブレンボキャリパーやローター、マスターの変更で、ハイパワーエンジンとストッピングパワーとのバランスをうまく取っているのだ。そして、17インチシャーシ化に合わせて、最適なディメンションを求め、ち密な作業が進められたと言う。「走行性能は飛躍的な向上をはたしているものの、Z1000Rの持つ独特の王道感を残せるように仕上げました」と、ACサンクチュアリー代表の中村氏は語っている。


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acs_04.jpg 自然なライディングポジションを得たいと、ハンドルバーはエフェックスのイージー・フィットバーを採用。押さえの効く形状でマシンコントロールもスムーズになったという







acs_05.jpg フロントフォークはZRX1200R純正を延長キットとゼファー1100の純正ブラケットを介して装着。同メーカーの純正流用なら、信頼性に不安もなくコストも抑えられる















acs_06.jpg Z1000J系のラバーマウント式エンジンに対応するフレーム補強として、後部マウントの左側にT字型のパイプを追加している。これはACサンクチュアリーのオリジナルの手法だ







acs_07.jpg スポーツライディングの要ともなるバックステップは、ナイトロレーシングのモノ。4つのポジションが選べ、ベアリング内蔵のため動きもスムーズな点もポイントなのだそう








acs_08.jpg Z1000Rと言えど、現行の180サイズのタイヤを入れるのはそれ相応のノウハウと技術が必要だ。今さらながらキッチリと出たチェーンラインにそんなことを思わされる















acs_09.jpg スイングアームはスカルプチャー。しかし、目の字断面の線が気になるということで、フラットな逆の面を出すよう特注したとのこと。ここにもオーナーのこだわりがうかがえる








acs_10.jpg リヤブレーキまわりはブレンボキャストのキャリパーにブレーキングのウェーブディスクのマッチング。Sメカブランド製のショートトルクロッドでリジッドマウントされる















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acs_11.jpg 今回紹介した車両は、メーカー純正のパーツ流用でコストを抑えることも命題の一つでした。それに対して、当社にはそれに関してのデータと蓄積してきたノウハウがあり、オーナーのオーダーにうまく応えられたと思います。カスタムは高価なアフターパーツを採用するのも一つの考え方ですが、それにとらわれず幅広いモノの見方のリーズナブルな手法でも完成度の高いマシンは製作できるのです。ただし、そういったデータが豊富で、技術のあるショップを選ぶことも大事ですね。




ACサンクチュアリー代表/中村博行氏