

サイレンサーを変更しただけでもセッティングが大きく変わってしまうキャブレター。さらに排気音の心地よさと乗りやすさを両立することは難しく、パワーに満足できても排気音が気に入らないとセッティングを何度も繰り返し、パワーとサウンドのバランスを地道に詰めてきたのである
GPZ1000RX用エンジンに合わせて同じくRXのモノに変更されたラジエター。エンジン本体は基本的にノーマルなので必要十分な冷却能力を持っており不安はない
オーナーの体格や好みに合わせて椎根氏の手によりアンコ抜きされたニンジャ純正シート。タンデム部がシートストッパーの役割もはたし、ライダーをしっかりとホールドする
シリンダーヘッド側面部に増設されたオイルバイパスライン。エンジンはノーマル仕様だが、安全を考慮してヘッドまわりのオイル供給量を増やして潤滑不足を防ぐために採用された
リヤショックはGPZ900R(A12)のノーマルを使用する。これは街乗りメインのため、社外品にするよりもコストを抑えつつ、性能をリフレッシュさせるために採用した手法だ
ホイールはゲイルスピードタイプR、タイヤはブリヂストンBT-014。街乗りがメインだというオーナーに対してネストから提案したトータルで扱いやすいパッケージだ
17インチ化によるディメンションの変化を矯正するため、リヤショックのリンクとエキセントリックチェーンアジャスター部を調整することで、リヤまわりをアップさせている
ルックスが気に入って購入したという原田消音器製サイレンサー。さらに取り付け位置や角度、パワー感やサウンドまでオーナーのこだわりがたっぷり詰まった部分でもある
GPZ900Rはヘッドまわりのオイル供給不足により、ロッカーアームとカム山との間にキズやカジリなどが見られることがよくあります。このマシンは、それらのウイークポイントをカバーするためにヘッドバイパスラインを組み込むことで、より多くのオイルをシリンダーヘッドに送ることができ、トラブルを劇的に低減できます。ご自分の愛車も一度点検してみてもいいかもしれません。より長く乗れるように、弱点を克服して充実したバイクライフを楽しみましょう。| エンジン総排気量 | 997cc |
|---|---|
| キャブレター | ケーヒンFCRφ37㎜ |
| エキゾーストシステム | 月木レーシング サイレンサー:原田消音器 |
| ラジエター | GPZ1000RX |
| ホイール | (F)ゲイルスピード タイプR 3.50-17 (R)ゲイルスピード タイプR 5.50-17 |
| タイヤ | (F)ブリヂストン BT-014 120/70-17 (R)ブリヂストン BT-014 170/60-17 |
| Fブレーキ | キャリパー:ブレンボ4ポット マスター:ニッシン別体式 |
| Rブレーキ | キャリパー:ブレンボ2ポット |
| Fフォーク | スプリング:ダブリュピー |
| Rショック | GPZ900R(A12) |
| ハンドルバ | ハーディ |
| ステップ | コワース |
| シート | アンコ抜き |
| クラッチ | マスター:ニッシン別体式 |