CustomPeople(カスタムピープル)オンラインTOP > テクニカルエキスパートファイル > K/STYLE CF(ケイスタイル カスタムファクトリー)ZZR1100

K/STYLE CF(ケイスタイル カスタムファクトリー)ZZR1100

K/STYLE CF(ケイスタイル カスタムファクトリー)ZZR1100 画像1

K/STYLE CF(ケイスタイル カスタムファクトリー)ZZR1100 画像2

KAWASAKI
ZZR1100


K/STYLE CF
(ケイスタイル カスタムファクトリー)



福岡県久留米市本山2-19-56
TEL:090-9654-7796


CP128-131_129_2.gif

90年代を代表するモンスターマシン・ZZR1100は、その後ZZR1200からZZR1400へと進化をとげ〝もはやひと昔前のマシン〞という印象を持っているライダーも多いかと思う。しかし、的を絞って手を加えれば、パフォーマンスアップは決して難しい話ではない。事実このZZR1100も軽量化を主軸としたメニューが取り入れられ、最新メガスポーツとも十分にわたり合える実力を備え持っているのだ。重厚なイメージのフルカウル仕様からハーフ&アンダーカウル仕様にすることで、見た目の軽快感の演出だけでなく、若干の軽量化をはたす。それ以外にも細部にわたって軽くするためのメニューが採用されているのがポイントだ。定番のマフラーやホイールの変更以外に、たとえば同社オリジナルのチタンサイドスタンドやスプロケットカバーの変更、さらにはステー類をアルミでワンオフ製作することで、トータルでのダイエットをとげている。また、単に軽くするだけでは走る車両にはならない。軽くなったぶん、サスペンションのリセッティングをしなければ、バランスのいいマシンにはならない。それに対してリヤショックにオーリンズを、フロントフォークにはノーマルをベースにスプリング変更などのモディファイを加えた。さらに、スポーツライディングを意識したブレーキシステムの構築などが抜かりなく行なわれている。その結果、古さを感じさせない、走れるマシンに仕上がっているのだ。

custompoint.gif

ksc-03.jpg アンダーカウルは同郷であるレオパルド製。ただし、ZZR1100用はラインナップにはなく、ZRX1100/1200用をベースにマウント部を新規製作して装着させている








ksc-04.jpg 梶原氏がその昔、メーカー試作車両用に製作した"MXタイプ-パイプオイルクーラー"を採用している。現在、数台に装着されているそうで、十分な冷却性能を発揮するという








ksc-05.jpg 焼け色がまばゆいサイドスタンドは、Kスタイルオリジナルで材質にチタンを採用している。こういった部分でも軽量化とドレスアップを意識。高さ調整が可能なのもポイントだ















ksc-06.jpg グランツーリスモらしい重厚感のあるコックピットまわりには、OW-01タイプスイッチ、テンプメーターを追加。ブレーキ&クラッチマスターカップのステー類はワンオフ品だ








ksc-07.jpg ホイールにゲイルスピードのタイプRを採用してバネ下重量を軽減。ローターにサンスターのスリット。キャリパーにブレンボレーシングを選択し、スポーティさを強化している








ksc-08.jpg ラジエターへと通じるクーラントラインは一般的なホースではなく、梶原代表によって手曲げ製作されたオリジナル品。絶妙な曲げとひねりによって、もともと標準装備されているモノと見間違えるほどのクオリティの高さだ。これ以外にも、このマシンにはワンオフパーツが細部に採用されている





ksc-09.jpg アサヒナレーシング製タイプ79SにKスタイルオリジナルのワンオフショートサイレンサーをドッキング。プリロードやサイレンサーのステー&プレート類はすべてがワンオフ品モノだ








onepointadvice.gif

ksc-11.jpg 現在のカワサキのフラッグシップモデルはZZR1400ですが、やはりZZR1100も当時カワサキがメーカーの威信をかけて生み出した"世界最速"ですから、その秘めたポテンシャルをキッチリと引き出してあげれば、まだまだ第一線級の車両だと思いますね。とくにD型はミッションをはじめとした各部に改良が行なわれたモデルですので、C型に比べ信頼性も高く、このZZR1100でカスタムを考えられている方にはD型をベースにすることをお勧めします。



Kスタイルカスタムファクトリー代表/梶原信之氏