

ストッピングパワー強化のためにディスクローターをφ320㎜のZX-12Rから流用し、キャリパーはブレンボ4ポットキャスティングで申し分のない制動性能を獲得。これによってワインディングでも安心して攻めることのできる仕様に仕上がったと言う
フロントブレーキのマスターはブレンボラジアルポンプへと交換。重量級の車体を確実に止めるわけだが、そのソフトなタッチ感は峠からツーリングまで効果を発揮する
スポーツ性を考えるとノーマルのステップポジションでは少々物足りない。そこでナイトロレーシングのステップを装着し改善。ベアリング内蔵のため動きもスムーズで確実だとか
エンジンはノーマルをチューニングするのではなく、スワップという手法を選んだ。タンクの加工は必要となるが、エンジンを開けるよりもリーズナブルにパワーアップをはたす
リヤショックは幅広いセッティングが可能なオーリンズを採用。ノーマルの16インチホイールから今回の17インチ化による車体姿勢の変更にもさまざまな調整機構で対応できる
燃料タンクは航続距離を伸ばすため加工を加えてノーマルの21ℓから約26ℓへと容量をアップ。燃費のよさもあり(約16㎞/ℓ)、ロングクルージングも楽々こなせる
リヤブレーキはブレーキング製ローターにZZR1100(D)のキャリパー、さらにケーブル膨張によるパワーロスを軽減するスエッジラインのブレーキホースを組み合わせ強化されている
マフラーは大幅な軽量化とパワーアップをねらって、Kファクトリーのフルチタンをチョイスしている。これは車体の取りまわしでもその効果を体感でき、日常の使い勝手も向上
エンジンのパワーを上げるには、オーバーホールしてチューニングをする手法もありますが、今回の車両のように同じ流れをくんだパワーアップされた後継機のエンジンを載せ換えるというやり方もあります。場合によってはこの方がリーズナブルになることも。同じようにブレーキまわりなども純正品を流用することでコストもかからず、逆に信頼性のあるパーツを組み込むこともできるのです。もちろん、こういったパーツの組み付けは知識と技術のあるショップに相談してください。 | エンジン総排気量 | 1,052㏄ |
|---|---|
| キャブレター | ノーマル改 |
| オイルクーラー | ZZR1100(D) |
| エキゾーストシステム | Kファクトリー |
| タイヤ | (F)ミシュラン パイロットロード2 120/70-17 (R)ミシュラン パイロットロード2 180/55-17 |
| Fブレーキ | キャリパー:ブレンボ4ポット ローター:ZX-12R マスター:ブレンボ ラジアルポンプ |
| Rブレーキ | キャリパー:ZZR1100(D) ローター:ブレーキング |
| Fフォーク | ZRX1100+チタンコート |
| Rショック | オーリンズ |
| スイングアーム | バフ仕上げ |
| クラッチ | マスター:ブレンボ ラジアル ポンプ |
| タンク | ステラ |
| ステップ | ナイトロレーシング |