

メンテナンスはしっかりとしてきたが、純正タービンはリビルドしても、短期間でオイル漏れなどが発生。そこでIHIのボールベアリングが組み込まれたタービンを採用。以降トラブルは発生しなくなったばかりか、ターボラグが少なくなり、より気持ちよく走れるようになったそうだ
エンジンまわりはターボならではの補器類が満載。そのためオイルクーラーを設置できない。そこで、ヘッドライト上のスペースにCBR400F純正を設置して、冷却効果を高めた
以前はブレンボのラジアルポンプを採用していたが、希少性からPVMに変更。しっかりとしたコントロール性と、使い込んでもガタが出ない点が気に入って、PVMを使い続けている
ノーマルのブラケットはオフセット量が多く取られているため、旋回性は高くない。そこでショートオフセット量のブラケットをワンオフ製作し、ハンドリングをクイックにした
シートはタンデムしないことを前提に、タンデム側はテールカウルのラインに合わせて整形された。手がけたのはサトウシートで、車体色に合わせたパイピングもポイントとなっている
以前は鋳鉄のアルコン製ローターを採用していたが、サビなどの理由からZX-12R純正に換えられた。キャリパーは独特のタッチを好んでアルコンの6ポットを使い続けている
スイングアームはYZF1000Rサンダーエースを流用。剛性を高めるために、過去のレーサーを参考にして、サイド部に穴を開け、その内部に円柱状のプレートを溶接している
リヤショックは当時あったダイナミックに体重などに合わせてワンオフ製作してもらった。現在その名は聞かないが、専門店にオーバーホールを依頼して使い続けている
カスタムをすでにしている人、これから始めようと考えている人でも、気を付けなければならないのがメンテナンスです。ベースが適正なコンディションでないのに、いくら高価なカスタムパーツを採用しても、その性能は発揮できません。また、トラブルが発生すると、その原因の多くはメンテナンス不足によるもの。定期的に手を入れていれば問題がなかったのに、放置したために大きなダメージを受け、修復に余計な費用がかかってしまうというケースもあるので注意してください。| エンジン総排気量 | 810㏄ |
|---|---|
| ピストン | ワイセコφ69㎜ |
| エキゾーストシステム | ヒロカワモータース |
| 電装系 | ASウオタニ SPⅡ |
| オイルクーラー | CBR400F |
| ホイール | (F)パフォーマンスマシン ミッチェル 3.50-17 (R)パフォーマンスマシン ミッチェル 6.00-17 |
| タイヤ | (F)ミシュラン パイロットレース 120/70-17 (R)ミシュラン パイロットレース 180/55-17 |
| Fブレーキ | キャリパー:アルコン6ポット ローター:ZX-12R マスター:PVM ラジアルポンプ |
| Rブレーキ | キャリパー:パフォーマンスマシン2ポット |
| Fフォーク | SOQT(XJR1300用) |
| ブラケット | ヒロカワモータース |
| Rショック | ダイナミック ワンオフ |
| スイングアーム | ダYZF1000Rサンダーエス加工 |