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DIZZY MOTORCYCLE(ディジーモーターサイクル) GPZ900R

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KAWASAKI
GPZ900R


DIZZY MOTORCYCLE
(ディジーモーターサイクル)



宮城県黒川郡富谷町富谷字大清水下59
TEL:022-779-0450


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テイスト・オブ・ツクバの最高峰クラス〝ハーキュリーズ〞での上位入賞を目指して製作したというGPZ900R。とくに注目したいのは、徹底的にチューンされたエンジンだ。ベースに用いたエンジンはZRX1200R。これにZZR1200のカムシャフトやバルブ、ピストンを組むことで、サーキットでも通用する高出力かつスポーティなエンジンへと生まれ変わらせたのだ。さらにパワーロスを最大限抑えるために、ピストンとシリンダーヘッドをはじめ、各部には鏡面加工をほどこし、クランクシャフトの芯出しなど、あらゆる部分に手が加えられている。これに吸排気系の変更&調整、点火時期のセットアップなども加わって、3速までフロントアップするほどハイパワーなエンジンになったという。また、限られた予算のなかでのパーツ選びも注目したい点だ。リヤにはオーリンズのレース用サスペンションを組んでいるが、フロントはGSX-R1100純正を流用。リヤとのバランスを取るために、スプリングの変更やオイル選択など、同社がこれまでにつちかったノウハウを最大限に注入。コストを抑えつつ、トータルパフォーマンスの底上げをはたす。なお、この車両は一発の速さを追求しているのではない。耐 久性や扱いやすさもしっかりと考慮に入れて組み上げられている。これはレーサーに限らずストリートカスタムでも見落としてはならない、重要なポイントでもあるのだ。

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dimc-03.jpg エンジンはZRX1200Rに積み換えているのだが、ピストンやカムシャフト、バルブはZZR1200純正を組み込むことで、高出力型のスポーティなエンジンへと変身した。各部の鏡面加工やバランス取り、ジャーナル加工などのチューニングも妥協せず行なわれている













dimc-04.jpg 街乗りは視野に入れていないため、タコメーターと水温計のみのスッキリとしたコクピットが構築されている。なお、ブラケットはフロントフォークに合わせてGSX-R1100純正を流用








dimc-05.jpg 点火時期のセッティングには、ASウオタニのSPⅡフルパワーキットを採用。使用状況やチューニングの程度によって変わる理想の点火時期を、スイッチで調整できるすぐれモノだ








dimc-06.jpg レース仕様というとFCRを組んだマシンをよく見かけるが、このマシンにはTMRを選択した。セットアップをきちんとすれば、アクセル全開時のトルク感が抜群にいいそうだ








dimc-07.jpg レース本番ではコースレイアウトに合わせ、理想の特性を獲得すべく交換するというエキゾーストシステム。撮影時はナイトロレーシングのフルチタンタイプを装着していた








dimc-08.jpg パワーアップしたエンジンから発生する熱を効率よく放出し、安定した走りを実現するために、ラジエターを大型なタイプへと交換。さらにオイルクーラーも追加する















dimc-09.jpg タイムを縮めるために不可欠な足まわりの軽量化。ホイールにマルケジーニのM10Sを採用し、ブレーキシステムにはブレンボのキャリパーとブレーキングのウェーブローターを選択している







dimc-10.jpg フロントフォークは91年式GSX-R1100純正を装着。最新モデルからの流用と比べれば、性能は劣ってしまうが、そこは豊富なデータ量でカバーし、コストダウンをねらった










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dimc-11.jpg この車両はTOTの最高峰クラス"ハーキュリーズ"に参戦するために製作しました。こうしたレース用にマシンを製作する場合、ただ"速いバイク"ではなく、人が操ることで"速く走ることのできるバイク"に仕上げる必要があります。この二つは似ているようで別モノなんですよ。そして、そのためのディメンションを含めたサスペンションやキャブ、点火時期などなど、セットアップを進めていく過 程というのも、バイクの魅力の一つといえるのではないでしょうか。




ディジーモーターサイクル店長/高橋真樹氏