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BULL DOCK(ブルドック)GPZ900R

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KAWASAKI
GPZ900R


BULL DOCK
(ブルドック)



栃木県佐野市堀米町3223
TEL:0283-85-7130


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「仕様だけ見れば、たとえば〝クランクはZZR純正がいい〞という意見もあるでしょう。しかしオーナーの考え・要望・コストなどを加味すると、これがベスト」と語る代表の和久井氏。オーナーの要望は 〝ニンジャのエンジン形状をくずさずパワーアップさせる〞。つまり、GPZ900Rエンジンをベースに、いかにパフォーマンスアップをはたすかがテーマだ。エンジンにはφ77mmピストンとGPZ1000RXクランクを組み込み、ストロークアップさせて排気量を1,080cc化。また、KファクトリーのマフラーとFCRキャブレターで、さらなるパワー・トルクの向上を図った。しかし、パワーアップは水温や油温を上昇させるほか、制動力とのバランスもくずれてしまう。そこで、ラウンドタイプのビッグラジエターとオイルクーラーで水温と油温上昇を抑制。また、強力な制動力を求め前後 キャリパーにブレンボをセットし、パワーとのバランスをたもっている。さらに、コーナリング特性は軽快さを求めマルケジーニのホイールでバネ下重量の軽量化を図り、ハイグリップタイヤの装着を可能とした。オーナー好みの乗り味を追求した前後サスは広いセッティング幅を持つオーリンズを選択している。カスタムについての好みや考えはオーナーによってそれぞれ違い、かけるコストも異なる。性能が高いにこしたことはないが、そのオーナーの要望に応じてベストなマシンを作ることができるのもコンプリートマシンの魅力である。

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bd05-03.jpg さらなるパワー・トルクの向上をねらい採用したケーヒンFCRキャブレター。しっかりとセッティングを出すことで、強力なパワーを発揮しつつ扱いやすさも備えることが可能








bd05-04.jpg 同社オリジナルシングルシートは、よりレーシーな雰囲気の演出にひと役買っている。素材のFRPは、高い強度を追求してグラスファイバーを3層重ねとしているのもポイントだ








bd05-05.jpg ノーマルのスイングアームにワイドホイールを装着すると干渉してしまう。そのため、ウイリーのスイングアームを採用して対応。その高い剛性は操縦安定性の向上にも貢献している








bd05-06.jpg ライディング時の疲労軽減や快適なポジションを構築するために、重要な役割をはたすステップ。オーナーにとってのベストポジションを目指し、ウッドストックのバックステップを選択した








bd05-07.jpg GPZ900R用のオーリンズ製フロントフォークは存在しない。そのため、ZRX1200R用を装着するが、しっかりとセットアップしたからこそ本来の性能を発揮できる。また、強力なエンジンパフォーマンスに劣らない制動力を得るため、ブレンボのラジアルマウントキャリパーを採用













bd05-08.jpg パフォーマンスの向上をねらうエキゾーストシステムは、Kファクトリー製を採用。フルチタンによって車体の軽量化も図るほか、独特の焼き色でドレスアップ効果も期待できるアイテム








bd05-09.jpg リヤショックはよりオーナー好みの乗り味を追求して、セッティング幅の広いオーリンズ製をチョイス。高い性能や信頼性、アフターサービスの充実など、選択理由は多岐にわたる















bd05-10.jpg 強力なエンジン出力は水・油温上昇を招き、熱ダレ、最悪はピストンの焼き付きも...。そのためビッグラジエターとラウンドタイプのオイルクーラーで、冷却システムの強化した














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bd05-11.jpg ステージの高いカムシャフトにすると低中速域のトルクがついてこない、あるいはパワーを上げると扱いにくくなるといった話を耳にします。また、チューニングマシンは乗りにくいというイメージを持つ方もいらっしゃいます。しかしいくらパワーを上げようと、しっかりと空燃比や点火時期などを含めてセッティングすれば、扱いやすい仕様にすることは可能です。非常に難しい分野ではありますが、ぜひベストなセッティングを出せるよう挑戦してみてください。



ブルドック代表/和久井維彦氏