CustomPeople(カスタムピープル)オンラインTOP > テクニカルエキスパートファイル > BLUE BLOOD(ブルーブラッド) ZRX1200R

BLUE BLOOD(ブルーブラッド) ZRX1200R

BLUE BLOOD(ブルーブラッド) ZRX1200R 画像1

BLUE BLOOD(ブルーブラッド) ZRX1200R 画像2

KAWASAKI
ZRX1200R


BLUE BLOOD
(ブルーブラッド)



長崎県長崎市銀屋町3-6
TEL:095-826-6578


BLUEBLOOD.gif

カワサキネイキッドシリーズの旗艦であったZRX1200R。〝ZRX1200ダエグ〞の登場によって、その影が薄くなったと思われる方も少なくないだろう。しかしGPZ~ZZRシリーズで名機と評価され続けたこのパワーユニットの持つ潜在能力は、最新モデルに決して引けを取らない。そのことを証明しているのがこのZRX1200Rであろう。鈴鹿8耐をはじめとしたレースシーンの最前線で長年その活動を行なってきた野島英俊氏率いるノジマエンジニアリングとプロトがタッグを組んだ〝NJ-2モディファイサービス〞は、各ショップ経由で車体を丸ごと預かり、ノジマエンジニアリン グにてスイングアームピボット部を変更および補強しモノショック用に改造する。これに専用のオーリンズ製リヤショックやウイリー製スイングアーム、削り出しのベルクランクやリンクロッド、はてはキャブレターのリセッティングキットに至るまでワンパッケージとして販売がなされているのだ。そんな特殊な車体をさらにオーナーの乗り方や体格に合わせて各部をリセッティングしたの が、長崎市内にあるカスタムショップ〝ブルーブラッド〞である。代表である大宮氏は野島氏から のアドバイスをもとに綿密なセットアップ作業を行ない、幾多もの実走行テストを実施。そしてNJ-2の路面追従性や高速安定性を完全域まで持っていき、本来持っているポテンシャルをフルに発揮できるよう仕立て上げたのだ。


custompoint.gif

bb_03.jpg 特筆すべき点は、やはりノジマエンジニアリングの手による"モノショック化"であろう。通常のツインショックを廃止し、スイングアームピボット部を大幅に変更&補強。これに専用のオーリンズ製リヤショックとウイリー製スイングアームがセットされている












bb_04.jpg シートはそのクオリティの高さで選んだというアメリカンドリーム製で、オーナーの骨盤に合わせ たワンオフでのシート形状となっている。表皮はノンスリップ加工済みだ








bb_05.jpg ZRXシリーズの最大の特徴となっているフロントマスク部をモディファイ。ライトはレイブリック製のマルチリフレクターライトで、スクリーンはMRA製スモークスクリーンだ















bb_06.jpg エンジンこそストックのままであるが、キャブレター内にはノジマST-4パワーアップキットが組み込まれ、これにK&N製パワーフィルターを組み合せることで特性を変えている








bb_08.jpg マフラーは当初ノジマファサームプロが採用されていた。その後、オーナーの好みでサイレンサ ーのみKファクトリー製MotoGPラウンドタイプのチタンに変更されている








bb_09.jpg モノショック化に必要となるスイングアームは、老舗ウイリーが製作を担当した。素材アルミは7N01材を使用。これをポリッシュすることによって高級感を持たせている








bb_10.jpg ドライブスプロケットガード&エンジンカバー、オイルキャッチタンクはノジマ製だ。これらすべてブロンズアルマイト処理され、キットに含まれていたそうだ









onepointadvice.gif

bb_11.jpg ZRXシリーズは、比較的タマ数も多く、またカスタムパーツも豊富ですので、他カワサキ車などと比べてみても楽しめる要素はたくさんあると思います。ただ、初期1100よりは後期1200の方がウィークポイントなども改善されていますので、これから選ぶなら1200をお勧めしています。また社外製サスペンションなどを装着した際、間違ったセッティング(あきらかに固い)を行なう方が多いので、STDの状態を必ずメモしてからサスセッティングを行なってください。



ブルーブラッド代表/大宮繁雄氏