CustomPeople(カスタムピープル)オンラインTOP > テクニカルエキスパートファイル > BE★ONE(ビー★ワン) FZ750

BE★ONE(ビー★ワン) FZ750

BE★ONE(ビー★ワン) FZ750 画像1

BE★ONE(ビー★ワン) FZ750 画像2

YAMAHA
FZ750


BE★ONE
(ビー★ワン)



埼玉県北葛飾郡栗橋町高柳2200-1
TEL:0480-52-6161


BEONE02.gif

5バルブというヤマハ独自のエンジンが搭載され85年に登場したFZ750。このマシンで10年近く テイスト・オブ・ツクバなどの草レースに参戦し続けるビー★ワン。その長い年月の間、つねに仕様変更を繰り返し、現在にいたっている。「参戦当時の写真を見ると〝何だコレ?〞みたいな感じですね。本当にボロボロでした」こう語る代表の飛田氏。しかし、現状を見ればオリジナルのカーボン外装を身にまとい、落ち着いているが威圧感のある姿に仕上がっている。また、見た 目だけでなく、長い年月をかけて着実に進化をとげてきた。たとえばエンジン。今はYZF1000Rサンダーエースをベースにチューニングがほどこされている。とくにFZ750は後継機種のエンジンがスワップされるケースが多い。同社も一とおりのエンジンを移植してきたのだ。当然、それに合わせて足まわりもしっかりと強化。現在ではフレームには16ヶ所の補強が加えられ、オーリンズの倒立フロントフォークやリム幅6.00のワイドホイール、SUGOのスイングアームなどが取り入れられている。FZ好きならば、写真を見れば、もうほとんど手を入れるところがないのでは?と思うことだろう。しかし、飛田氏いわくまだ先があるとのこと。たとえば、スイングアームを軽量かつ高剛性なタイプにする、リヤショックのグレードアップなど。FZオーナーなら参考になるこのマシン。これからの進化も楽 しみだ。


custompoint.gif

bo_03.jpg ブラックになっているため、シートレールをカットしただけに見えてしまうが、実はアルミを使ってワンオフ製作されているのだ。これはライダーの体重を支えるだけの強度を想定し、軽量化をねらって行なっている。こういった方法もストリートカスタムに応用できるだろう






bo_04.jpg 容量15ℓのアルミインナータンクはレーサーだけでなく、一般にも販売されている車検もOKなアイテムだ。上からカバーをするため、ニーグリップも問題なく行なえる








bo_05.jpg アッパーカウル・シートカウルは同社オリジナルカーボン製で、精かんなイメージをかもし出す。なお、このアイテムも公道用に保安部品が装着可能な状態で販売されている















bo_06.jpg 必要最低限の情報をライダーに伝えるシンプルなコックピット。マウントはSDアルティス製で、スタックのタコメーター、ヨシムラのテンプメーター、ラップタイマーを配置








bo_07.jpg 使っている倒立フロントフォークの全長が短いため、ガルウイングタイプのアッパーブラケットをワンオフ製作して対応。なお、アンダーはYZF-R7の純正を流用している








bo_08.jpg カスタム車のスプロケットガードは交換されるケースが多いが、ノーマルのまま。YZF1000Rサンダーエースはこの部分にマグネシウムを採用して軽いため、交換していないそう








bo_09.jpg ステップは6ポジションから選択可能なビー★ワンのオリジナル品が装着されている。ヒールガードがほぼま上に向くようセットされているのが、視覚的にもポイントだ















bo_10.jpg エンジン換装によりそれまで使っていたマフラーが使えなくなった。それをキッカケに原田消音器でワンオフ製作されたフルチタン管を採用。出力特性も満足できる1本とのことだ










onepointadvice.gif

bo_11.jpg FZ750の電装系は熱に弱く、イグニッションコイルに亀裂が入っているケースが多いです。年式も古いため、一度電装系をチェックして不具合があれば、まだ新品が手に入るので交換することをお勧めします。また、FZ750エンジンベースで乗っているオーナーさんはオイル管理に注意してください。不調でなくてもオイルが燃焼しやすいエンジンなので、定期的に確認しましょう。当社のユーザーのなかには300㎞走行後、オイルを入れたら500㏄も入ったというケースがあります。




ビー★ワン代表/飛田光一