

当初FZR1000のスイングアームが採用されていたが、やや時代遅れの感があった。そこで、テクニカルワークス製スイングアームに変更。ピボット部分にオイルキャッチタンクが組み込まれており、強度も申し分なく、かつリーズナブルな価格も魅力的だと飛田氏は評価する
フロントフォークには前期XJR1300の純正がワンオフのブラケットを介して装着されている。前期を選んだのはスピードメーターが後期になると電気式になってしまうからだ
キャブレターはピークパワーよりも中低回転域のピックアップを重視して、φ35㎜のFCRをセット。ファンネル仕様だが、公道走行を意識してネットが装着されている
チューニングされたエンジンが安定した性能を発揮できるよう、油温を適正化させるためにPMCのオイルクーラーをセット。これから迎える夏に向けて必要なアイテムといえよう
エンジンはコスワースのピストンが組み込まれ、1015㏄化されている。これにヨシムラST-1カムシャフトを組み込みセットアップすることで、十分なパワーが引き出された
フロントまわりは当初FZR1000で構築されていが、さらなるパフォーマンスを求めてモディファイされた。とくにローターは摩耗していたため、安全面からも交換したとのこと。
マフラーは当初Kファクトリー製が採用されていたが、サイレンサーのみ原田消音器に変更された。その結果、テーパー形状がプラスに働き、トルクがアップしたという。
フレームは17インチ化やリヤショックのレイダウンマウントに合わせて12ヶ所の補強が加えられた。また、電装系パーツも無用なトラブルが発生しないようリフレッシュされている。
メンテナンス面ではタイヤやエンジンオイルなど、消耗品に気をつかっている人は多いと思います。しかし、なかにはホイールを外して見ると、ハブダンパーはボロボロという状態の車両も多く見受けられます。ドリブンスプロケットが取り付けられているため大きな力がかかる部分。消耗すればパワーを路面に正確に伝えられなくなるばかりか、最悪トラブルの原因になってしまいます。タイヤ交換やスプロケット交換などに合わせてチェックし、消耗しているのなら交換するという習慣を身に付けましょう。| エンジン総排気量 | 1,015㏄ |
|---|---|
| ピストン | コスワースφ70㎜ |
| カムシャフト | ヨシムラST-1 |
| キャプレター | ケーヒンFCRφ35㎜ |
| エキゾーストシステム | Kファクトリー サイレンサー:原田消音器 |
| オイルクーラー | PMC9インチ13段 |
| ホイール | (F)マルケジーニ M10Sコンペ 3.50-17 (R)マルケジーニ M10Sコンペ 5.50-17 |
| Fブレーキ | キャリパー:ヤマハ純正 ローター:サンスターφ320㎜ マスター:ブレンボ ラジアルポンプ |
| Rブレーキ | キャリパー:ブレンボ2ポット |
| Fフォーク | XJR1300 スプリング:オーリンズ ブラケット:ワンオフ |
| Rショック | オーリンズ |
| スイングアーム | テクニカルワークス etc. |