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AUTO MAGIC(オートマジック) Z1

AUTO MAGIC(オートマジック) Z1 画像1

AUTO MAGIC(オートマジック) Z1 画像2

KAWASAKI
Z1


AUTO MAGIC
(オートマジック)



千葉県千葉市若葉区東寺山町929-1
TEL:043-254-8198


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オートマジックには〝ユニットDFC(ユニット式デュアル・フレーム・コンバインド・シャーシ)〞という高度なフレームの製作手法がある。これはフレーム材として自転車や航空機などに用いられるクロモリ鋼を使用して、バイクのフレームの弱った箇所などを移植再生補強するという特許手法だ。旧車と呼ばれるZ1などは発売開始から早37年の月日が経っている。そのため、金属部の腐 食は進んでいると思われ、オートマジックに持ち込まれたベースマシンのなかにも、ダウンチューブの内部からできた穴がときおり発見されるとか。ということは、すべての旧車にその疑いをもってかかったほうが、安全で安心な肝心カナメのフレーム作りが行なえるということだろう。いくら見た目に補強プレートをあてがい、きれいにペイントされ仕上げられたとしても、パイプの中身が腐食していれば強度は足りないことになる。このユニットDFCのメリットとしては、クロモリ鋼を使うことでフレーム自体の肉厚を薄くでき軽量化にも有効となることや、熱処理で張力、剛性も設定可能。さらにピボットやエンジン搭載位置、シートレールの角度、ディメンションも任意に設定ができるなど画期的な技術となっている。旧車や事故車などでフレームのリセット、復元、修理という範囲にとどまらず、さらに軽く強度も上げられるとくれば、これからも末永くZと付き合うためにはうれしい技術だ。もちろん車検対応であることも付け加えておこう。

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何よりも特筆すべきはアンダーチューブをクロモリ鋼で製作してドッキングしている点だ。強度が上がるだけでなく、この方式によってエンジン搭載位置やピボット位置の変更が可能となり、車両の特性を細かに設定できるのが魅力。まさに同社独自の手法といえるだろう






am3_04.jpg カスタムマシンをさらにアピールするペイントにも注目。ペイントショップ・YFデザインと共同で"現代の火の玉"をイメージしてデザインした仕様とのこと








am3_05.jpg Z1のフォルムをつかさどるテールカウルはペイントに目がいきがち。しかし、よく見るとテールアップされているのだ。しかもシートレールを加工して処理している








am3_06.jpg 1,015㏄まで排気量アップし、シリンダー面研、クランクの芯出しなどリファインすることでトルクフルな出力を発揮するエンジン。渋い半ツヤブラックで表面仕上げされている








am3_07.jpg マフラーにはエキゾースパイプ・サイレンサーともにオートマジックオリジナルのチタン製をチョイス。パワーアップはもちろん、バンク角の確保や軽量化に貢献している















am3_08.jpg 左側のエンジンマウント部もプレート化することにより、GPz1100からZRX1200Rなどの最新エンジン換装まで視野に入れることができるようになるという








am3_09.jpg スイングアームはオートマジックのオリジナルだが、ロングタイプをさらに延長し、ショック取付部も設置箇所の変更が行なわれている。リヤショックはオーリンズを装着















am3_10.jpg ピボット部内側のフレームにザグリ加工はないが、しっかりとチェーンラインは確保されている。これはチェーンラインを想定したうえで、フレームの移植再生が行なわれているからだ










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am3_11.jpg Z1誕生から37年も経ってしまいました。今やコンディションのよい中古のZ1を入手することは困難になってきています。あったとしても経年劣化や日本特有の湿気の影響による金属疲労などが、一番大切なフレームのパイプの内部には起きています。これではフレームの剛性を上げるために外から補強しても意味はありません。うわべのリペイントも同様ですね。経年劣化の抜本的対策を今のうちにしておかないと、しっかりと走るZ1は消えていく運命にあるかもしれません。





オートマジック代表/荒木美佐夫氏