



エンジンはパフォーマンスを重視するよりもロングライフを重視し、純正0.5mmオーバーサイズピ
ストンを選択。さらに対策部品などを組み込んだうえで、仕上げられている
オイルクーラーはアールズの9インチ13段を新たに追加した。エンジンの仕様に合わせた冷却性
能を与えるため、かけるところにはしっかりとコストをかけているのだ
キャブレターはベース車両にセットされていたTMRφ36mmをセット。当然ながらそのまま使うので
はなく、状態を確認し、エンジンに合わせてリセッティングされている
シートは純正をベースに加工したモノ。せっかく車体全体がリフレッシュされているのに、シートだけくたびれていては画竜点晴に欠く。抜かりなく手を加えている
スイングアームはスカルプチャーの目の字断面スイングアームを採用している。が、この車両に装着されているのはRCM専用のモノで、アクスルシャフト部がアタッチメントで交換でき、4種類の径が設定されているため、ホイールに合わせてスイングアームを交換せずにすむのがポイントだ
ステップはナイトロレーシング製で、ハンドルとシートと合わせてトータルでライディングポジション
を再構築。なお、ペダル部にベアリングを採用したタイプを選択している
XJR1200のフロントフォークはオフセット量40mmのスカルプチャーのブラケットを介して装着されている。同社がこの仕様にはベストと考えてのオフセット量とのこと
フロントまわりはキャリパーのみブレンボ4ポットをセットするが、ホイールとローターはXJR1200純
正となる。しかしZ1000MkⅡのノーマルと比較すれば高いストッピングパワーを獲得
夜間の視認性を向上させるため、PMCのマルチリフレクターを採用。HID化はされていないが、十分な視界を確保できているという。ライトステーはスカルプチャー製だ
マフラーは新製品となるナイトロレーシングのメガホンタイプがセットされている。この車両には懐
かしいサウンドを奏でるスチール製をチョイスしたが、チタン仕様もラインナップ
フロント同様、リヤブレーキもローターはXJR1200だが、キャリパーのみブレンボに変更。これをサンクチュアリーメカブランドのサポートとトルクロッドで組み付けている
リム幅5.50のホイールを履かせているため、チェーンラインの適正化が必要。この車両はオートマジック製の23mmオフセットスプロケットを採用して対処した
徐々にカスタムを進めて行く場合には、必ず最終形をどうするかを踏まえて作業しなければ、ムダなコストが発生してしまうこともありますので注意してください。今回製作したZ1000MkⅡにはXJR1200のフロントフォークとホイールを使っていますが、たとえばXJR1300用の社外ホイールを手に入れた場合、アクスルシャフトの径が違うため、スイングアームを交換しなければなりません。最終形を考え、それに合わせてパーツのサイズを細部まで調べなければムダが発生してしまうのです。| エンジン総排気量 | 1,030cc |
|---|---|
| ピストン | 純正0.5mmオーバーサイズ |
| キャブレター | ミクニTMRφ36mm |
| エキゾーストシステム | ナイトロレーシング |
| オイルクーラー | アールズ9インチ13段 |
| ホイール | (F)XJR1200 3.50-17 (R)XJR1200 5.50-17 |
| タイヤ | (F)ピレリ ディアブロ 120/70-17 (R)ピレリ ディアブロ 180/55-17 |
| Fブレーキ | キャリパー:ブレンボ4ポット ローター:サンスターφ320mm マスター:ニッシン別体式 |
| Rブレーキ | キャリパー:ブレンボ2ポット ローター:XJR1200 サポート:サンクチュアリーメカブランド |
| Fフォーク | XJR1200(後期型) |
| ブラケット | スカルブチャー タイプ1 |
| Rショック | YSS |
| スイングアーム | スカルプチャー RCMスペシャル |
| フレーム補強 | オリジナルフレーム補強ステージ2 |
| シート | ノーマル加工 |
| ステップ | ナイトロレーシング |
| ヘッドライト | PMC |
| スプロケットカバー | ナイトロレーシング |
| クラッチ | マスター:ニッシン別体式 |
| スプロケット | (F)オートマジック |