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AC SANCTUARY(ACサンクチュアリー) Z1000MkⅡ

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KAWASAKI
Z1000MkⅡ


AC SANCTUARY
(ACサンクチュアリー)



東京都江戸川区一之江1-9-16
TEL:03-5663-7620


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空冷Zをはじめとする古いマシンは、性能面を比較するならば現行車に劣る。しかし、それだけでは語り尽くせない存在感を放つ。その存在感があるからこそ、今も多くのライダーがひき付けられるのだ。ただ、古いバイクだからこそ気を付けなければならない要素はいくつかある。その最大のポイントがコンディションだ。古いがゆえに劣化している部分が、いつかトラブルの原因に...。安心して乗るならレストア、カスタムを問わず、それ相応のコストが必要になってしまうことも否めない。ACサンクチュアリーが手がけるリアルコンプリートマシン(以下=RCM)は、古いバイクに徹底的に手を加え、コンディションを新車並みに復活させる。それと同時に、それまでつちかってきたノウハウや現代の技術で作られた高性能なパーツを追加し、生産されていた当時とは比べモノにならないパフォーマンスを植え付けるというモノだ。これまでに100台以上のRCMを世に送り出し、それらのオーナーは安心かつ現行車に迫る性能を楽しんでいる。しかし、RCMはオーダーメイドの要素が強く、それが価格にも反映されてしまう。そこで、同社が新たに打ち出したのが〝RCMクラフトマンシップ〞だ。RCMと同様、トラブルが発生しない、かつ高いパフォーマンスを与えているが、この仕様は同社がセレクトしたパーツや、ストックしている程度のいい純正・中古社外パーツをうまく組み合わせ、コストを抑えて提供しようというモノだと語る代表の中村氏。このZ100MkⅡもその1台で、従来のRCM同様、細部まで手が加えられ、信頼性と性能は高められている。が、純正流用や程度のいい中古パーツにひと手間を加え、コストを抑えているという。ちなみにRCMクラフトマンシップは今のところすべてオーナーが決まっているが、基本的には製作し、店舗で展示したうえで販売していくとのこと。気になる人は足を運んでみよう。

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acs-07.jpg エンジンはパフォーマンスを重視するよりもロングライフを重視し、純正0.5mmオーバーサイズピ ストンを選択。さらに対策部品などを組み込んだうえで、仕上げられている















acs-08.jpg オイルクーラーはアールズの9インチ13段を新たに追加した。エンジンの仕様に合わせた冷却性 能を与えるため、かけるところにはしっかりとコストをかけているのだ








acs-09.jpg キャブレターはベース車両にセットされていたTMRφ36mmをセット。当然ながらそのまま使うので はなく、状態を確認し、エンジンに合わせてリセッティングされている








acs-10.jpg シートは純正をベースに加工したモノ。せっかく車体全体がリフレッシュされているのに、シートだけくたびれていては画竜点晴に欠く。抜かりなく手を加えている








acs-11.jpg スイングアームはスカルプチャーの目の字断面スイングアームを採用している。が、この車両に装着されているのはRCM専用のモノで、アクスルシャフト部がアタッチメントで交換でき、4種類の径が設定されているため、ホイールに合わせてスイングアームを交換せずにすむのがポイントだ





acs-12.jpg ステップはナイトロレーシング製で、ハンドルとシートと合わせてトータルでライディングポジション を再構築。なお、ペダル部にベアリングを採用したタイプを選択している








acs-13.jpg XJR1200のフロントフォークはオフセット量40mmのスカルプチャーのブラケットを介して装着されている。同社がこの仕様にはベストと考えてのオフセット量とのこと















acs-14.jpg フロントまわりはキャリパーのみブレンボ4ポットをセットするが、ホイールとローターはXJR1200純 正となる。しかしZ1000MkⅡのノーマルと比較すれば高いストッピングパワーを獲得







acs-15.jpg 夜間の視認性を向上させるため、PMCのマルチリフレクターを採用。HID化はされていないが、十分な視界を確保できているという。ライトステーはスカルプチャー製だ








acs-16.jpg マフラーは新製品となるナイトロレーシングのメガホンタイプがセットされている。この車両には懐 かしいサウンドを奏でるスチール製をチョイスしたが、チタン仕様もラインナップ








acs-18.jpg フロント同様、リヤブレーキもローターはXJR1200だが、キャリパーのみブレンボに変更。これをサンクチュアリーメカブランドのサポートとトルクロッドで組み付けている








acs-19.jpg リム幅5.50のホイールを履かせているため、チェーンラインの適正化が必要。この車両はオートマジック製の23mmオフセットスプロケットを採用して対処した















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acs-20.jpg 徐々にカスタムを進めて行く場合には、必ず最終形をどうするかを踏まえて作業しなければ、ムダなコストが発生してしまうこともありますので注意してください。今回製作したZ1000MkⅡにはXJR1200のフロントフォークとホイールを使っていますが、たとえばXJR1300用の社外ホイールを手に入れた場合、アクスルシャフトの径が違うため、スイングアームを交換しなければなりません。最終形を考え、それに合わせてパーツのサイズを細部まで調べなければムダが発生してしまうのです。


ACサンクチュアリー代表/中村博行氏